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実際に見て感じた本当の中国 「五星奨遊学団」

 北九州市立大学の学生からなる訪中団「五星奨遊学団」は25日、杭州に到着した。遊学団の学生たちは3日から約3週間かけて北京、天津、西安、成都を訪問、細部にいたる入念な観察により実際の中国を知った。学生たちはこの旅行を通して、実際の中国の印象と日本国内で入手してきた情報とがまるで違うことを感じたようだ。「光明日報」が伝えた。

 ■自分の目で見た中国 「印象がまるで変わった」

 「中国には悠久の歴史がある。この点がすごく格好いい」今回、初めて中国を訪れたという後藤陽介さんはまだ少しぎこちない中国語で自分が体験した中国の旅を語った。後藤さんと一緒に中国を訪れたのは北九州大学中国語科と国際関係科の学生23人。今回の旅は3日に入国、月末に帰国という1カ月にも満たない日程だ。

 今回の旅で、学生たちは北から南へと下り、北京の盧溝橋や西安の始皇帝兵馬俑、四川の楽山大仏、成都のジャイアントパンダ繁殖研究基地などの中国の代表的な観光地を周ったり、南開大学や西南交通大学などの同年代の学生たちと交流したりと異なる地域の飲食や風俗を体験し、さまざまな都市の商業的な雰囲気を味わった。今回の遊学団を主宰した中国語教育推進会幹事長の葉言材教授(北九州市立大学)によると、この旅の意義は「学生たちに中国を肌で感じてもらい、自分自身で中国を味わい、見てもらうこと」と語った。

 学生の1人、福島季恵さんは今回の旅について、「中国は非常に大きい。都市の中の多くの部分が日本と同じように現代的だった」とし、「自分自身で実際に見て感じた中国は、日本のマスコミが報道していたものと違った」と語った。特にマスコミが「『中国人は多いので、環境が乱れている。日本人は必ずマスクを持って行くように。どこに行っても、公共場所では注意するように。特にトイレの衛生は良くない』と報道していたが、実際に中国に来てみると、持ってきたマスクは使うことはなく、どこに行っても都市は清潔で、市民たちは秩序を守っていた」と語った。中国に訪れる前は、福島さんは中国人が怖かったという。しかし、中国の大通りを歩いていたときに、何か困ったことがあれば、周りのすべての人がすごく協力的だった。日本から来た女子学生だと聞くと、多くの人がしゃべる速度を遅くして交流を図ったくれた。福島さんはこの経験から中国人はとても友好的で優しく親切だと感じたという。

 1カ月にも満たない間に、実際の中国の風景や人物に触れたことで、学生たちの中国への印象はまるで変わったようだ。

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