台湾・金馬奨　50周年で往年の人気俳優が勢ぞろい (2)

1978年に金馬奨を受賞したチン・ハン。左はジョアン・リン。

　1972年、チン・ハンとブリジット・リンは映画「窓外」で共演し、恋に落ちたが、当時は2人とも既婚者だった。1977年に映画「我是一片雲」で再度共演した2人は、チャーリー・チンを加えた三角関係に陥った。その後、もめ事に耐えられなくなったブリジット・リンは米国に逃亡したが、チャーリー・チンはこれを追いかけて米国へ飛んだ。2人は1980年に婚約したが、その4年後に婚約は解消された。その頃、チン・ハンは妻と離婚していた。ブリジット・リンが離婚し独り身になったことを知ると、2人は正式に交際を始めたが、残念なことに1993年に破局を迎えている。

　▽4人とも出席に同意

　ブリジット・リンは現在、香港の富豪・邢李氏と結婚し、近年もたびたび公の場に姿を現している。昨年はジュエリー展のために台湾を訪れたほか、今年1月にも文化大使として訪台し、遠隔地に住む学生を訪ねた。

　香港に定住したジョアン・リンは、メディアの露出は減ったが、夫のジャッキー・チェンが台湾で映画「十二生肖」を撮影した時に台湾を訪れている。

　チャーリー・チンは米国で不動産ビジネスを手がけており、2人の息子はすでに大学を卒業したという。

　チン・ハンは今も俳優として活躍しており、今はドラマ「新京華煙雲」の撮影を行っている。

　金馬奨執行委員会は、「4人は11月の金馬奨について、初歩的に出席の意向を示しており、4人の再会が期待される」としている。（編集SN）

　「人民網日本語版」2013年5月31日