在日本中国大使館教育処と中国留日学生との懇談会開催
在日本中国大使館教育処と中国留日学生との懇談会の記念写真 |
在日本中国大使館教育処の白剛・公使参事官は10日に東京で中国留日学生との懇談会を行った。参加者らは習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が欧米同学会(欧米同窓会)100周年記念大会で行ったスピーチについて理解を深め、幅広い意見交換を行った。人民網が伝えた。
中国留日同学総会の会長、汪先恩博士は、欧米同学会100周年記念式典の状況および習近平中共中央総書記のスピーチについて紹介したほか、中国留日同学総会が在日本中国大使館教育処の指導の下、中日民間の友好交流イベントを促進してきたこれまでの状況について発表した。
白剛公使参事官は、汪先恩博士が中国医学と西洋医学を結びつけ、難病を治療する一連の薬品を開発したことを称賛した。また、郭博士(中国留日同学総会の常務副会長)がこの8年間植林や砂漠の生態環境の改善に努力を続け、喜ばしい成果を挙げたことを高く評価し、「現代の愚公」(中国の戦国時代の典籍『列子』に載せられた寓話「愚公山を移す」の伝説上の人物。「愚公山を移す」は、どんなに困難なことでも努力を続ければ、やがては達成するというたとえ)」とする称賛の言葉を贈った。白剛公使参事官は、「多くの中国留日学生が実践して証明しているように、習近平総書記がスピーチで語った『留学生は国のために身を捧げてこそ未来がある』という言葉は正しい。大使館が留学生のために広く門戸を開ける一方で、留学生たちは自分にあった国への貢献方法を探さなければならない」と指摘した。
白剛参事官はまた、「程永華駐日大使と教育処は継続して中国留日同学総会の仕事を支持していく。留日学生が、今後も中日友好の民間大使として行動し、国のために尽くすことを期待している」として、「中国留日同学総会はまずは人としての徳を優先し、大きな包容力を持ち、留学生同士幅広く団結して、中国の物語を語り、『平和発展、協力ウィンウィンの関係性』という中国の意志を伝えるために声をあげていって欲しい」と語った。
懇談会の司会は中国中日大使館教育処の一等書記官の譚永東氏が務めた。教育処の何静氏、黄忠氏、顧秋利氏、張浩帆氏や留日同学総会の張畢氏、鄭●瑜(●はしめすへんに者)氏、劉◆(◆は雨かんむりに文)氏らが懇談会に出席した。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年11月11日