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中国留日同学総会芸術団が誕生

 中国留日同学(在日留学生)総会芸術団が1日、東京中国文化センターで設立を宣言した。提灯が鮮やかなセンターで同日夜、日本各地から訪れた在日中国人卒業生・留学生が芸術団誕生をともに祝し、卓越した演出を鑑賞した。人民網が伝えた。

 中国留日同学総会の汪先恩・常務副会長があいさつし、「芸術は最も魅力ある表現であり、歴史的にも古今を超越し、国境を通じ、友情を伝える良き手段。芸術を志し日本に留学した学生には、中国国歌作詞者・田漢氏、作曲者・聶耳氏ら大先輩もいらっしゃる。現在では才能溢れる在日華人は多く、きょう誕生した『中国留日同学総会芸術団』は芸術を披露し友情を伝えるプラットフォームを皆さんに提供する。卒業生・在学生を問わず、才能ある友の参加を歓迎し、ともに盛り上げてゆきたい」と述べた。

 国連合唱団常任スペシャルゲストとして名高い古琴演奏家、毛ヤー博士が「将軍令」を演奏すると、場内は熱気に包まれた。琵琶演奏家・劉丹氏の「九十九本のバラ」では、静寂のなかで観衆は酔いしれた。東京学芸大院生声楽家、孟繁傑氏の「我的祖国」が披露されると、感激のあまり思わず口ずさむ出席者もいた。張永祥氏の笛独奏「牧羊新歌」は、祖国の広大な草原を彷彿とさせた。

 多くの出席者は、「在日留学生が企画した芸術の祭典を鑑賞できて嬉しい。今後も芸術団の素晴らしい演出を見続けたい」との声を寄せた。式典に出席した日中協会の白西紳一郎理事長は、「日中芸術家がともにステージに立つ高水準の演出に期待したい」と感想を述べた。(編集HT)

 *ヤーは「Y」

 「人民網日本語版」2013年12月3日

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