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中国、朝鮮の衛星打ち上げについて各国と意志疎通を継続

【中日対訳】

 外交部(外務省)の洪磊報道官は3日の定例記者会見で、朝鮮の衛星打ち上げ予告について、各国と意志疎通や調整を継続すると表明。「朝鮮半島と北東アジア地域の平和・安定の維持は関係各国共通の利益、共通の責任だ。関係国が朝鮮半島の平和・安定にプラスとなる事を行うよう希望する。各国が冷静に対処し、事態のエスカレートを回避し、目下の事態を適切に処理するために共に努力することを希望する。朝鮮は宇宙の平和利用の権利を有するが、この権利は安保理決議などの制限を受ける」と指摘した。

 韓国・聯合ニュースは3日、韓国軍関係者の話として、韓米両軍が朝鮮衛星打ち上げ基地の動きを緊密に監視し、軍事対応態勢も強化していることを伝えた。

 韓国政府高官は3日、国連特使(朝鮮人権問題担当)が同日ソウル入りし、朝鮮の衛星打ち上げ計画について韓国側と調整することを明らかにした。

 ロシア外務省は3日、朝鮮の衛星打ち上げ予告に遺憾の意を表明し、朝鮮政府に決定の再考を呼びかける声明をウェブサイトに発表した。ロシア国防省高官は同日、ロシアメディアの取材に、朝鮮の打ち上げたロケットが軌道をそれた場合、迎撃する方針を明らかにした。ロシア軍はすでに可能な各軌道を計算し、十分な部隊と対空システムを配置したという。

 共同通信によると、日本の海上保安庁は3日、朝鮮の衛星打ち上げの破片落下予想海域を航行する船舶に「航行警報」を出した。国土交通省航空局も各航空会社に速やかに注意喚起する予定だ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年12月4日

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