李克強総理が重体の被災者を見舞う
【中日対訳】患者を見舞う李総理 |
李克強総理(中共中央政治局常務委員)は21日早朝、車で成都市内の華西病院を訪れ、地震によるけがで重体に陥った被災者を見舞い、治療状況について説明を受けた。
李総理は集中治療室(ICU)を直接訪れ、患者数人のベッドに歩み寄り、けがや治療の状況について周囲の医療スタッフに細かく尋ねた。
李総理は地震で下敷きとなり重傷を負った岳安紅さんを「安心して治療を受けてください。一刻も早くよくなるよう医療スタッフは最大限の努力をしますから」と慰めた。また、随行した担当者に「抗震救災」(地震と戦い、被災者を救う)の第1の任務は人命救助だと指摘。「人命救助は第1に捜索・救出、第2に治療、特に重傷者の治療を効率的に行うことだ。そうして死亡率を最大限減らすことができる」と強調した。
楊尚明さんは地震で複数の臓器を損傷したが、治療を受けて現在容体は安定している。医療費を心配する楊さんに李総理は「安心して治療を受け、安心して療養してください。地震によるけがで重体に陥った方々の治療費は政府が責任を持ち、迅速で手厚い治療を必ず保証しますから」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月22日
四川省雅安市でM7.0の地震発生