外交部:現在被災地に外国の救援隊はいない
華春瑩報道官 |
外交部(外務省)の定例記者会見で22日、華春瑩報道官が質問に答えた。
記者:ロシアの救援隊が本日昼頃、四川省に到着したと聞いている。外国の援助は不必要とした先日の発言と矛盾しないか?
華報道官:さきほどすでに述べた通り、いくつかの国々の様々な形の援助の意向に、中国政府と中国人民は心から感謝する。中国政府は現在救援活動に全力を上げ、大量の救援物資を被災地に送り、大量の救援部隊を投入している。現在中国側の捜索・救難、医療態勢は十分だ。今回の被災地は河谷地帯にあり、空間が非常に限られ、道路が狭く、交通も不便なうえ、余震が続いており、大量の人員が被災地へ向かった場合、救援・避難活動に新たな困難をもたらす。被災地の交通など客観的条件が悪いことを考え、当面外国の救援隊、医療チーム、救援物資は必要ない。現在四川省に外国の救援隊はいないと理解している。今後もし必要になれば、関係国に適時連絡する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月23日