中国がマリにPKO要員を派遣 初の治安部隊
【中日対訳】華春瑩報道官 |
中国政府は国連の要請に応じ、安保理決議に基づき創設される国際連合マリ多元統合安定化ミッションに工兵、医療隊、警備分隊を派遣することを決定した。外交部(外務省)の華春瑩報道官が27日の定例記者会見で明らかにした。
華報道官は「国連平和維持活動(PKO)への中国の参加は1989年の要員初派遣以来30件目だ。また、治安部隊の派遣は初めてとなる。安保理常任理事国として、中国は一貫してPKOを断固支持し、積極的に参加しており、主要派兵国の1つでもある。これまでに中国は軍事要員、警察要員、文民延べ2万人余りを派遣。現在軍事要員、警察要員1645人が9つのミッション地区で任務を遂行している。中国は引き続きPKOに積極的に参与し、国連の平和維持事業の促進、世界の平和・安全の維持に貢献する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年6月28日