駐英武官:空母の試験は中国の国防上正常に必要なこと
在英中国大使館の蔡勇国防武官は29日「過去1年間に解放軍は初の空母『遼寧』の相次ぐ試験成功を含め、新型先進兵器の開発において新たな進展を遂げた。これらはいずれも中国の国防建設の発展上、正常に必要なことだ」と表明した。中国新聞社が伝えた。
中国大使館は同日、中国人民解放軍建軍86周年を祝うレセプションを催し、劉暁明駐英中国大使、ニコラス・ホートン英国防参謀長、アンドリュー・プルフォード空軍参謀長らが出席した。
蔡氏は式辞で「中国は常に独立自主の平和外交政策と防御的な国防政策を堅持し、政治対話など平和的方法による紛争や溝の解決を堅持する。同時に、各国と共に軍事分野の協力や交流を展開し、世界の平和維持と試練への共同対処に積極的に貢献することを望んでいる」と表明。中英両軍関係については「中英両軍関係には良好な基礎がある。例えばホートン将軍は第1国防副参謀長時代に解放軍副総参謀長の馬暁天将軍と共に中英戦略防衛協議制度を確立し、両軍の相互信頼増進にプラスの役割を発揮した」と述べた。
また「過去1年で両将軍は共に新たな重任に任じられ、両軍の高級将校に大きな調整があったが、ハイレベル交流、制度化された協議、実務協力の推進という両軍の前向きな願いが変わることはない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月30日