エジプト情勢の混乱を受け、中国外交部が渡航延期勧告
エジプト情勢の混乱が続いていることを受け、外交部(外務省)領事局はこのほどエジプト渡航延期勧告を発表した。
エジプトでは現地時間14日、首都カイロ市内の広場で座り込みデモを行なっていた民衆を治安部隊が強制排除し、多数の死傷者が出た。現在もなお各地で衝突が続いている。エジプト暫定大統領は1カ月間の非常事態宣言を全土に発令し、カイロなど主要都市について夜7時から翌朝6時までの夜間外出禁止令も出した。
外交部領事局は中国国民に対し、エジプト渡航を当面見合わせるよう勧告。現地滞在の中国国民・機関に対しては、安全意識を高め、防備措置を強化し、敏感な地区や人の集まる場所へは行かず、現地中国公館と連絡を保つよう促した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月16日