李克強総理とメドベージェフ首相が電話会談 黒竜江流域水害対策で協力
【中日対訳】 李克強総理は22日、ロシアのメドベージェフ首相と電話会談した。新華社が伝えた。
李総理は「黒竜江流域で発生した大水害で、中露双方は迅速かつ効果的な協力を行ない、水害対策と被災者救援、人々の生命の安全の確保に重要な働きをした。これにより中露包括的・戦略的協力パートナーシップは一段と深化した。現在もなお増水は続き、水害対策を強化する必要がある。ロシア側と引き続き緊密な意思疎通と調整を行ない、増水の監視・警戒情報の共有、被災者の救援など多方面で協力を強化したい。ロシア側が引き続き上流のダムを利用して増水を抑制することを希望する。中国側もロシア側の対策に必要な支援を行ない、共同で水害を防御し、黒竜江流域の両国民の安寧を守りたい」と表明した。
メドベージェフ首相は「露中の被災者救援・防災協力は両国の包括的・戦略的協力パートナーシップの水準の高さを十分に示すものだ。引き続き中国側と協力を強化し、水害対策と被災者救援の取り組みを達成したい」と述べた。
両首相は第18回中露定期首相会談を中心に中露関係など共通関心事についても意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月23日
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