習近平主席:中蒙関係の長期的で健全な安定した発展を推進
習近平国家主席は25日、モンゴルのアルタンホヤグ首相と人民大会堂で会談した。 |
習近平国家主席は25日、モンゴルのアルタンホヤグ首相と人民大会堂で会談した。
習主席は「中国とモンゴルは山水相連なる隣国だ。両国の上層部は頻繁に交流し、相手国の独立、主権、領土保全を尊重し合い、各自の選択した発展の道を尊重し、互いの核心的利益と重大な懸念に配慮し、政治面の相互信頼と伝統的友情を強固なものにし続けている。双方は相手国の発展を重要なチャンスと見なし、経済・貿易など各分野の協力をたゆまず深めている。中国とモンゴルの4710キロの国境は平和で、安定した、友好的な国境だ。これは両国の戦略的パートナーシップの水準の高さを十分に物語っている」と表明した。
習主席は中蒙関係の発展について3つの提案を行った。
(1)ハイレベル往来と戦略的協力の強化。重大な戦略的問題について意思疎通を増やし、議会、政府、政党など各機関間の交流や協力を増やす。「中国・モンゴル戦略的パートナーシップ中長期発展綱要」を政策に具体化させ、中国とモンゴルは包括的協力の強化に尽力するとの積極的なメッセージを発する。
(2)実務協力水準の向上。中国の市場、資金、マンパワー、技術はいずれもモンゴルに対して開放されている。双方は強みによる相互補完を発揮し、鉱物資源開発、インフラ整備、金融協力の「三位一体、統合的推進」との全体協力構想をしっかりと実行に移し、鉱物資源の大型プロジェクトとコネクティビティ協力を重点的に展開し、点によって面を先導し、両国の経済・貿易協力の規模と質の新たな向上を促す必要がある。
(3)人的・文化交流の拡大。来年の「中国・モンゴル友好交流年」を共同でしっかりと運営し、文化ウィークなど一連の交流行事を成功させる。教育、報道、文化分野で協力の新たな目玉を模索し、青年交流の制度化を強化し、両国民の感情を強化し続け、中国・モンゴル戦略的パートナーシップの発展に向けて堅固な民意の基礎を固める。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月28日