2012人気10大ネット流行語・恋愛編が発表 (3)
(8)「先輩バックアップ体」
「先輩バックアップ体」は、あるネットユーザーの投稿がきっかけとなり人気となった。そのネットユーザーは路上で彼女と手をつなごうか迷っている中学生を発見。エンジン音を高めると、その中学生は「危ない」と声を上げて彼女を抱き抱えたという。この投稿の最後には、「後輩よ、がんばれ。先輩はここまでしかバックアップしてあげられないよ」とつづられていた。これに啓発を受けた「先輩」たちは、後先考えず自身の「後輩」を「バックアップ」、「後輩よ、がんばれ。先輩はここまでしかしてあげられないよ」という文を次々に投稿した。同文体が人気になったことは、ネットユーザーらの知恵とエンターテイメント能力の表れだ。また、人々が他の人を助けることに喜びを見出そうとしていることや愛に対する純粋な関心と願いが垣間見える。
(9)「十動然拒体」
「十動然拒体」とは、とても感動したが拒絶するという意味。1が4つ並ぶ中国の「独身デー」12年11月11日に、華中科技大学(湖北省)の男子大学生が好きな女子学生に212日かけて書いた16万字の長文ラブレター送ったが、彼女は非常に感動しつつもこれを拒絶。ネット上で話題になり、「○○はとても感動した。そして断った」という文体が人気になった。現実の恋はトレンディードラマのように、いつもハッピーエンドとは限らない。「感動」は愛の促進剤にもなるが、すべてを成功に導くわけでもないのだ。
(10)男性の星座別お見合いマイクロ映画
中国のネット上では2012年のバレンタインデー前夜、「ムッツリ牡羊座男、最後に本性がばれる(日本語訳)」と題した爆笑動画が投稿され、半日もしない間に1万回以上再生された。スケベな男性がお見合いに失敗する様子を描いたこの3分に満たないマイクロ映画は、男性を12の星座別に分け、お見合いに挑む姿を描いており、ネットユーザーの共鳴を得ると同時に、熱い論議を呼んでいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年1月11日