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外国人留学生の目に映った「中国の年越し」 (5)

 ○福が来る

 私は名前をキム・ウニョン(金銀英)といい、年齢は18歳、韓国から来ました。半年前、中国語を学ぶために北京に来ました。中国で春節を過ごしたことはありませんが、春節についてはよく知っています。中国語の授業で、先生が春節について紹介してくれました。春節が来ると、大通りから小さな路地に至るまで、街じゅうに国旗と赤い灯篭が掲げられます。また、どの家の玄関にも、「春聯(めでたい文句や縁起の良い言葉が描かれた赤い紙)」と「福」の字が貼られます。「福」の字は、天地逆さまに貼られます。これは、「逆さま」を表す「倒」と、「来る」を意味する「到」が同音であることを引っかけ、「福到了(福が来る)」とする一種の縁かつぎです。春節の街は、どこもかしこも「赤」一色になります。中国人は本当に赤が好きな国民ですね。今年の春節、私は帰国せず、両親が北京に来て一緒に「中国の年越し」を体験します。

 韓国では、多くの企業オーナーが、中国語が堪能な社員を求めています。だからこそ、私は北京の大学に留学し、中国語を学んでいるのです。帰国後は良い職に就くことができると信じています。(韓国・キムウニョンさん)(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年1月31日

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