南京交通警察「黒い車の事故率は確かに白より高い」 (2)
交通警察の統計「黒の車の事故率は白より高い」
車の事故率は本当に色と関係があるのだろうか?南京市交通管理局の責任者は、「同局は毎月、事故の発生原因をまとめているものの、車の色との関係を調査したことはまだない」とした。
一方、ある交通警察官は「1年の間に発生した交通事故をまとめ、車の色に注目したことがある」とし、「黒の車の事故率は確かに白よりかなり高いという結果が出た」ことを明らかにした。「統計によると、白の車の事故率が最も低く、27%。一方、黒の車は52.5%と、すべての車の中で最も高い事故率だった。ほかの色の車は、白と黒の間だ」。そのため、同警察官は「自家用車を購入する時、他の人は濃い色を買うよう勧めるが、この調査結果が出てからは、必ず白をえらんでいる」という。
交通警察三大隊事故中隊の陶濤・中隊長は、「悪天候や早朝、夕方など暗い時、濃い色の車は確かに事故を起こしやすい。今年の1-8月に南京市秦淮区で発生した、人身事故(骨折以上)52件のうち、自動車(原動機付き自転車を含む)が関係していた事故が42件あった。うち白やグレー、シルバーなどの車が関係した事故が14件だったのに対して、黒やブルーなど濃い色の車が関係した事故は28件とうすい色の2倍だった」ことを明らかにした。