南京交通警察「黒い車の事故率は確かに白より高い」
あなたの車の色は安全だろうか?最近、「研究によると、濃い色の車は事故率が高いのに対し、うすい色の車の事故率は濃い色の車よりはるかに低い」とする、「微博(ウェイボー・ミニブログ)」がネット上で話題になっている。最も事故率が低いのは白とシルバーの車で、「安全車輛」と呼ばれているという。南京日報が報じた。
交通事故と車の色には本当に関係があるのだろうか。29日、筆者は南京市交通管理局などを取材した。
黒の車の事故率は白の3倍
同微博によると、事故率が最も高い黒の車の場合、明け方や夕方以降の事故率は白い車より47%も高い。以下、危険な車の色はグレー、シルバー、レッド、ブルーと続いた。一方、最も安全な車の色は上から順に白、ゴールド、イエローだ。
豪州の保険会社インシュアランスオーストラリアグループがまとめた同研究報告は、衝突事故などの交通事故の発生と車の色の視認性には密接な関係があると分析している。車の色が安全な走行に与える影響は、日中と夜間、天気の善し悪し、周囲の物体の色など、さまざまな状況や環境で異なる。
あるロードサービス会社も同様の統計をまとめたことがあり、夕方や早朝など視界が悪い条件下で起きた交通事故約5000件のうち、視認性の高いうすい色の車の交通事故率は低く、安全性が高かった。一方、黒の車の事故率は白の3倍だった。