中国、「グリーンカード」申請条件緩和を検討
中国公安部(公安省)出入国管理局の曲雲海・副局長は14日、米ワシントンで開かれた「華僑関連事務の政策法規に関する政策法規研究会」の席上で、公安部と外交部(外務省)は現在、関連管理法の制定に向けて研究を進めており、中国版「グリーンカード」の申請条件を緩和し、発給対象を拡大する方針であることを示した。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
曲副局長は「現在、外国籍華人を含む数多くの外国籍の人々から、中国版「グリーンカード」政策に対するさまざまな意見が出されている。そのほとんどが、申請条件の緩和と対象範囲の拡大を望むものだ」と語った。
曲副局長によると、公安部と外交部は現在、関連管理法の制定に向け研究を進め、永久居留証発給の対象を拡大する方向に動いているという。「管理法が制定・発表された時、内容の変化が予想よりずっと大きいことに、皆驚くだろう」と曲副局長は続けた。
中国版「グリーンカード」制度は、2004年8月に正式にスタートした。制度設立の目的は、外国籍ハイレベル人材による中国での投資・経営やハイテク関連・文化事業への従事を誘致するほか、中国に永住したいという一部外国人の切実な願いを叶えるため。
統計データによると、2011年末の時点で、中国版「グリーンカード」を保有する外国人は4700人を上回った。関連規定によると、グリーンカードを取得した外国人は、中国に無期限で居留する資格を持ち、中国の出入国に際しビザを取得する必要がなく、パスポートと「グリーンカード」だけで出入国手続きが可能。
曲副局長によると、中国政府は今年6月、改訂版『出境入境(出入国)管理法』を発表した。来年7月1日から施行される同法には、外国人が中国での永住資格を申請する際の条件に関する原則が定められている。また、公安部と外交部が永久居留証申請認可に関する具体的な管理規則の制定の権限を授権されたことで、申請条件のさらなる緩和や審査認可のハードル引き下げに絡む法律面での障害が取り除かれた。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年10月16日
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