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中国、小中学生のストレス解消法はミニブログ更新 (2)

 ▽調査

 学生143人のミニブログを見てみると、約2割に当たる25人がミニブログで「塾の負担が重い」とか、「勉強のプレッシャーが大きい」と嘆いている。

 小学校5年生の暁軍君は「普通はまず宿題が終わってからだけど」としたうえで、「思いついたらすぐにパソコンを使って、ミニブログに愚痴をこぼしている。もうすぐ中間テストだから、みんなここ何日かは『テスト』に関する愚痴が多い」と語る。例えば、「数日前、隣のクラスの友達『各科目の宿題が多すぎて、夜の11時までかかる』と投稿していた」という。暁軍君もそれに「同感」といい、「テスト前になると毎回、学校の宿題と塾の宿題を終わらせるのに、いつも『残業』している。泣きたくなる」とこぼす。

 しかし、小中学生はミニブログで愚痴をこぼしているものの、ほかのユーザーとのコミュニケーションはそれほど活発ではなく、フォロワーも少ない。フォロワーといえば、同級生や友達ぐらいで、自分がフォローしているのは好きな有名人や芸能人だけだ。

 ▽専門家「ミニブログの利用には節度が必要」

 華中師範大学(武漢市)社会学家の梅志ガン(=四のしたに正)教授は、「小中学生は成長するにつれ、授業の負担がさらに大きくなるため、本音を吐露し、ストレスを解消できる場所が必要。その点ミニブログは大きな役割を果たし、友人などと交流するのにも役立つ。中国最大のインスタントメッセンジャー(IM)に付いているブログ機能『QQ空間』やほかのブログと比べて、ミニブログによる交流は手軽で直接的」と指摘。ただ、「その利用には節度が必要。勉強に影響が出たり、授業中にしたりすることは避けなければならない」と呼びかけている。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年11月16日

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