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北京公安ミニブログ「平安北京」 |
14日午後6時50分ごろ、100人近い韓国人が、レストランで夕食を済ませた後、観光バスに向かうのを見た。その途中で、「好隣居」に立ち寄り、30人あまりの若者が店内に入ったので、近所の人と「お客さんが大挙してやって来て、店はホクホクだね」と冗談を言い合っていた。しばらくすると、この若者たちが、騒ぎながら店から出てきた。腕にはいろいろな商品を抱きかかえていた。そのあとすぐに、店内にいた唯一の店員(女性)が出てきて、泣きながら、「強盗!強盗!」と叫んだ。
その後、近くを歩いていた通行人が集まってきて、怯え興奮している店員を落ち着かせようとなだめ、警察にも通報した。その時、店員は気が狂ったように泣き続け、「私が奪ったのではない」と叫び続けた。通行人は、大型観光バスを取り囲み、責任者に降りてくるよう要求した。責任者と通訳は店内に入り、賠償と和解を願い出て、警察に知らせないようにと回りの人に訴えた。
15分後、新源里派出所の人民警察官が店にやって来た。事情を聴いた後、警官は大型バスの車内から3かご分の商品を見つけた。商品は、たばこ、ビール、チョコレート、ポテトチップスなどで、総額約1740元。かなり大きなショックを受けた女性店員は、彼女の夫が駆けつけた後、韓国側の責任者も同伴し、中日友好医院に検査に向かった。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年11月20日
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