中国の小学一年生 94点でも生徒指導の対象に
【中日対訳】 ネットユーザーの陳耳さんには、今年小学一年生になる息子がいる。その小学校は名門校ではなく、近所の一般的な公立校だ。陳さんの息子は生まれて初めての中間テストで、94点を獲得した。陳さんは大喜びし、息子をほめた。ところが担任の先生からは、「息子さんに、もっと頑張るように言ってください。学級内で、ビリから4番目の成績でしたよ」と言われた。陳さんは驚きの余り、「小学一年生の子供にも、過度のプレッシャーがかけられている」と溜息を漏らした。陳さんの経験は、「94点でも後ろから数えた方が早いなんて、今時の子供は大変だ」と、多くの保護者の共鳴を引き起こした。中国広播網が伝えた。
小学一年生のテストで94点をとっても、後ろから4番目になってしまう。これはおかしなことではない。おかしいのは、われわれの点数に対する態度である。一年生の成績に格付けを行う必要はあるのだろうか。仮に後ろから4番目だったとしても、もっと勉強させるよう保護者に促す必要はあるのだろうか。人生は長いマラソンのようなもので、スタートラインの位置は終点の順位とは異なる。得点が人生のすべてを左右することはありえない。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月21日
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