アフリカ初の中国英字紙「中国日報アフリカ版」創刊
【中日対訳】 中国の英字紙「中国日報(チャイナ・デイリー)」のアフリカ版が14日、ケニアで創刊された。同紙は、アフリカで最初に発行された中国英字紙となる。また、香港版・米国版、欧州版・アジア版に続き、中国日報にとって5番目の海外版ともなり、国際伝播力における新たなブレイクスルーが得られたことを象徴している。人民日報が報じた。
中国日報の朱霊・社長兼総編集長はアフリカ版の創刊について、「アフリカで中国の声を発することを趣旨としている。中国で起こったことを全面的かつ誠実に伝え、各方面での中国・アフリカの交流状況をあますことなく紹介し、中国・アフリカの経済貿易協力の進展状況に焦点を当て、中国政府の対アフリカ事業に効果的な作用を及ぼすよう、積極的に取り組んでいく」と述べた。
今回創刊された中国日報アフリカ版は、ケニア・南アフリカ共和国・ナイジェリア・エチオピア・ガーナなどアフリカの主要各国を発行対象地域とし、アフリカ諸国の政府機関・商工業界・主要シンクタンク・重点大学・在アフリカ国際機関・多国籍企業・駐アフリカ外国大使館などの関係者を主なターゲットとする。
中国日報アフリカ版の創刊と同時に、公式サイト「中国日報網」のアフリカ版も開設された。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年12月14日