日本車の中国販売が回復 11月に7割増
日本車の販売が回復している。中国自動車工業協会が10日に発表したデータによると、11月の日本製乗用車販売台数は前月比72.17%増の17万700台に達し、市場シェアが前月より4.04ポイント上昇した。また日本製セダンの販売台数も、前月比65.6%増となった。同協会の董揚・常務副会長兼秘書長は、「日本車の販売は、11月に確かに大幅に改善された」と語った。京華時報が伝えた。
日本車の11月の回復は、自動車メーカーの間でも予想されていた。先月の広州モーターショーで、日本自動車メーカーは全体的に沈黙を守ったように見えたが、来年の自動車市場に対する自信を示した。ホンダの関係者は、2013年は日本車復活の年になると述べた。広汽トヨタの馮興亜・執行副総経理は、「11月以降、販売が大きく持ち直している。メディアは日本車の販売が9・10月に激減したと報じたが、そのデータは工場出荷台数を指しており、ディーラーによる販売台数ではない。実際の販売台数は、報じられているほど減少していない」と語った。
中国自動車工業協会のデータもまた、日本車の販売回復を裏付けている。董氏は、「中日合弁会社の車種は中国製だ。特殊な事件により日本車の中国販売台数が激減したが、中日合弁会社も被害者だ。回復の傾向が見られるが、特殊事件が日本車にもたらす影響は今後も長引くだろう」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月13日
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