中国、鳥インフル拡大続く 感染者108人死者22人に
鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染が拡大している中国で23日、新たに4人の感染が確認された。内訳は浙江省2人、安徽省1人、山東省1人。山東省は初の感染者確認となった。また、死者も1人増え(浙江省)、これで感染者の数は108人、うち22人が死亡となった。中国新聞網が報じた。
中国農業科学院哈爾濱(ハルビン)獣医研究所(HVRI)の陳化蘭科学研究チームはこのほど、中国で人への感染が拡大しているH7N9型インフルエンザウイルスは、同一時期に家禽市場で存在していたH7N9型鳥インフルエンザウイルスと同じ感染源である可能性が極めて高いことを発見。世界で初めて、病因学の観点からH7N9型インフルエンザウイルスの感染源を説明したことになり、今後、感染の拡大を食い止めるための、重要な科学的根拠となりそうだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月24日