中国・鳥インフル 新たに5人の感染確認 計96人
国家衛生・計画出産委員会は20日、鳥インフルエンザ(H7N9型)について、全国で報告された人への感染例が20日午後4時までに96例になったことを明らかにした。このうち18人が死亡し、9人が快復。残る69人は治療が続けられている。
19日午後4時から20日午後4時までに全国で新たに5人の感染が報告された。内訳は上海市1人、江蘇省1人、浙江省3人。
現在までに感染は北京市(1人)、上海市(33人、うち11人死亡)、江蘇省(23人、うち3人死亡)、浙江省(33人、うち3人死亡)、安徽省(3人、うち1人死亡)、河南省(3人)の6省・直轄市に及んでいる。感染は散発的で、人から人への感染の証拠はまだ確認されていない。
国家衛生・計画出産委員会と世界保健機関(WHO)の合同視察チームも20日に上海入りした。3日間視察を行う。
国内外の専門家からなる合同視察チームは同日午後、上海市公共衛生臨床センターを視察し、感染者への治療の取り組みを把握するとともに、センターの専門家と意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月21日