きょうの人民日報「微博」--四川地震、死ぬまで主人に忠実だった犬
四川省雅安市蘆山県で20日にマグニチュード(M)7.0の地震が発生し、大きな被害をもたらした。災難の中で繰り広げられるドラマは、その時代の人々の「思い」を映し出す「鏡」とも言える。突如発生する地震は、大きな被害をもたらすと同時に、国や社会が、「命」に対してどんな見方を抱いているかを浮き彫りにする。運命を共にする13億人の共同体を抱える中国。互いに力を合わせることさえできれば、必ずこの難関を突破できる。災難に面し、孤軍奮闘する必要は誰にもないのだ。
【四川地震、死ぬまで主人に忠実だった犬】地震の衝撃により、落ちてきた巨大な石が、蘆山県宝盛郷に住む楊本明さんに直撃した。その後、家族が見つけ出せずにいたところ、鎖に繋がれた犬が首輪を外し、その石の所に走り寄って来て、石を前足で押しのけようと必死になっていた。それを見た同じ村の人々が、楊さんの遺体を発見したという。その後、自分も飛んできた石で負傷していたその犬も静かに息を引き取ったという。