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○2012年の広州PM2.5濃度、前年比低下
大気の質は、市民が以前から関心を寄せている重要問題だ。広州市環境保護局は5日、同市における2012年のPM2.5年間平均濃度は1立方メートルあたり51マイクログラムと、国家2級基準の35マイクログラムをまだクリアしていないことを明らかにした。
市環境保護局は以前、2011年の試行モニタリングによると、市内PM2.5年間平均濃度は1メートルあたり41マイクログラムだと発表していた。2012年のPM2.5濃度は大幅に上昇したことになるのか?市環境保護局担当者は、この疑問に対し、「2011年に我々が実施したモニタリングは、あくまでも実験的なものだった。国家は2012年5月、より厳格なPM2.5モニタリング基準を発表、我々がこれまで採用していた方法との間にギャップが生じ、数値は約30%上昇した。このため、我々は修正を加え、2011年のPM.2.5年間平均濃度は53マイクログラムに落ち着いた」と説明した。
この数値にもとづけば、広州のPM2.5年間平均濃度は2.5マイクログラム低下したことになる。専門家はこれについて、「一地域のPM2.5年間平均濃度が1--2マイクログラムも低下するのは容易ではない」との見方を示した。
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