広州環保局、大気汚染指数を調べる携帯アプリ発表
広州のリアルタイムの大気汚染指数はどれくらいだろう?携帯電話があれば、すぐに知ることができる。世界環境デーの6月5日、広州市環境保護局は、「大気汚染データモバイル版」を発表した。地方政府部門が大気汚染指数を知る携帯アプリを発表したのは、中国国内で初めて。広州日報が伝えた。
広州市環境保護局によると、同市における2012年のPM2.5(大気汚染物質のうち直径が2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質)年間平均濃度は、1立方メートルあたり51マイクログラムと、前年比2マイクログラム減少した。環境保護部門が2012年のPM2.5 濃度データを発表したのも、これが初めてとなった。
○モニタリングデータ、1時間ごとに更新
5日に登場した「大気汚染データモバイル版」には、APP版とAndroid版がある。広州市民は、iPhone系またはAndroid系の各種スマートフォンを通じてアプリをダウンロードすれば、市内の大気汚染情報をリアルタイムで知ることができる。
このアプリを使えば、市内29カ所の観測ポイントにおける6種類の大気汚染物質のリアルタイムモニタリングデータを検索することが可能で、データは1時間ごとに更新される。また、大気汚染物質濃度の等値線図もチェックできるので、汚染状況が一目瞭然だ。このアプリには、環境保護動態やオンライン調査などの項目もあり、環境保護関連業務について調べることもできる。