2013年6月8日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:31 Jun 08 2013

大学卒業後すぐに家を買う「卒房族」が急増 中国 (2)

 ○「卒房族」の心理状態2:住宅価格は今後さらに上昇する見込み

 鄒さんによると、卒業後すぐに家を買う予定のクラスメートは少なくないという。彼女は、「友人の中に、南京の大学に通う河北省出身の男子がいる。彼は、まだ就職先が見つかっていない状況なのに、住宅の購入を検討している。河北には帰らず、南京で仕事をするつもりで、両親も住宅の頭金を出すようだ」と語った。

 投機的な意味合いでの住宅購入という点から見ると、地方出身の学生が急いで家を買う理由は、単なる住居の確保だけにとどまらない。鎖家地産市場アナリストの尹筱沁氏は、少し前に秦淮区の不動産店舗で取り交わされた取引について、次のように話した。

 「ある南京地元の男子学生が、卒業後、銀行に就職することが決まっていた。彼の両親は、城市桃園にある面積118平米の中古住宅を彼のために購入した。購入総額は278万元(約4380万円)、うち約50万元(約790万円)は住宅ローンを組んだ。面白いことに、この物件は未内装物件だった上、名義変更時に、男子学生は仲買者の不動産業者に対し、『当面内装工事を行う予定はなく、自分が住む予定もない。住宅価格が今後下がることはあり得ないだろうから、とにかく購入しておいて価格がさらに上がるのを待って、結婚する時に買い換えてもいいと思っている』と話したという。不動産業者によると、この学生の両親も、南京に2軒の物件を所有しており、投機目的での購入であることは明らかという」。

[1] [2] [3] [4]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古