「船員の日」 中国人船員の数は65万人
中国交通運輸部海事局の鄭和平・副局長は24日、記者会見において、「中国人の船員は、現在65万人に達し、中国の海外貿易・輸送業務の93%を彼らが担っている」と語った。新華網が伝えた。
毎年6月25日は、世界に約150万人いる船員を祝う「船員の日」だ。交通運輸部と上海市人民政府の共同主催による「2013年中国船員大会」が、6月25・26の両日、上海で開催される。鄭副局長は、「中国の船員は、数が多く、質が高く、配備体制も整っている。中国海運事業の発展は、海洋強国建設のための重要基盤のひとつである」と述べた。
世界の貿易量の90%は海上輸送によるもので、世界の65億人の生活は、約150万人の船員たちの勤勉な作業なしには成り立たない。国際海事機関(IMO)は2010年、毎年6月25日を「世界船員の日」と定めた。
鄭副局長は、「中国は、世界でも重要な船員輸出国のひとつで、延べ10万人の中国人船員が現在、外国籍および香港・マカオ・台湾地区籍の船舶で働いており、年間延べ7千人のペースで増加している」と紹介した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年6月25日