出入国審査、中国人専用レーン開設
改正版「労働契約法」「労務派遣行政許可実施弁法」「老人権益保障法」「出入国管理法」など一連の新しい法律が7月1日から施行された。「出入国管理法」により、中国人専用の審査レーンが開設された。人民網が伝えた。
出入国に関する中国公民の権利と深い関係があり、外国人の出入国業務管理とも大きく関わってくる「出入国管理法」の改定版が7月1日から施行された。これと同時に、1986年施行の「中華人民共和国公民出入国管理法」と「中華人民共和国外国人出入国管理法」は廃止され、中国の出入国管理業務の歴史に、新たなページが書き加えられた。
新出入国管理法によると、中国公民の出入国審査に専用レーンが設けられ、華僑のパスポートは中国国内では「身分証」として通用することとなった。
「出入国管理法」第30条第2項の規定によると、外国人居留証明の発行を申請する外国人は、本人のパスポートあるいはその他の海外旅行証明書、申請関連資料を提出しなければならず、指紋などの生物識別情報も提供する必要がある。即ち、7月1日以降、外国人居留証明の発行および出入国管理業務に絡み、生物識別情報取得のために本人の指紋情報を採取することについて、法的な拠り所が出来たことになる。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年7月1日