きょうの人民日報「微博」--小学生の負担軽減が難しいのは進学難のため
中国教育部(教育省)はこのほど、小学生の負担を減らすための10規定(意見募集稿)を発表し、「重点クラスの設置を厳禁する」とした。しかし実際のところ、「実験クラス」や「英才クラス」、「趣味クラス」などと、名前を変えた「重点クラス」が依然として存在するのが現実だ。進学の評価システムを改革しなければ、学生の負担軽減を真の意味で推進することはできない。トップダウン設計と一連の改革がなければ、学生の負担軽減は「絵に描いた餅」になってしまう。
【上に政策あれば下に対策あり】小学生の負担を減らすための10規定(意見募集稿)は、各小学校に対して▽「書く」必要のある宿題を出してはならない▽重点クラスと非重点クラスを分けることを厳禁する--などと指示している。しかし、北京や江蘇省の小中学校を取材したところ、「重点班」は「実験クラス」や「英才クラス」、「趣味クラス」などと名前を変えて存在していた。