北京の小中学生の6割が視力に問題
北京市衛生局は3日、「北京市小中学生健康の手引き」を発表した。肥満や近視など小中学生の健康の問題に焦点を当てた全国初の健康の手引きだ。
北京市では小中学生の肥満や視力低下の割合が年々上昇している。2011-12学年度は視力低下が62.14%、肥満が20.74%に達し、大きな健康問題となっている。
非健康的な行動や生活習慣が子どもたちの健康に大きく影響している。北京市衛生局は子供たちの健康水準と総合的資質を高めるため、第12次5カ年計画の目標と結びつけて、公共衛生、臨床保健、心理衛生、教育、体育などの分野の専門家に依頼して「北京市小中学生健康の手引き」をまとめた。子供たちに健康的な行動や生活習慣を身につけさせ、健康水準を高める狙いがある。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年5月5日