八達嶺長城紅葉祭、8日開幕
年に1度の「八達嶺長城・紅葉生態文化祭」が8日、開幕した。景勝地内の紅葉の変色率は30%で、「紅葉に彩られた長城」が、深まる秋の見事な景観を醸し出している。今年の紅葉祭は27日間続き、来月3日に閉幕する予定。紅葉祭が終わると、八達嶺国家森林公園は休園となり、冬の火災予防期間に入る。北京晨報が伝えた。
八達嶺森林公園の紅葉峰景勝地には5万本以上の紅葉樹があり、残長城(不完全な状態で残っている長城)と隣接している。海抜が市街地より500メートルほど高い上、密生林と古い長城に遮られて温度が低いため、北京で一番早く色づくのがここの紅葉だ。森林公園には今年、紅葉観賞のための散歩コースが5本設けられた。最も気楽に行けるルートは、28メートルだけ登る全長300メートルのコースで、30分歩けば「霜葉の見事な景色」を堪能できる。最も健脚向きのルートは、237メートル登る全長4.5キロメートルのコースで、所要時間約5時間、静寂に満ちた森林の奥深くまで訪れたい観光客向きだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月8日