A株市場 8営業日連続で終値が始値を上回る (2)
ある個人投資家は、「株式市場は8営業日連続で終値が始値を上回った。これで強気市場がきていないと信じる理由はない」と話す。
終値が続けて始値を上回る現象は、一般的には市場への信頼感が高まる状況の中で発生する。データをみると、実のところ日足チャートの連続上昇は市場の中・長期的な動きに対して的確で着実な指導的意義をもつものではない。07年8月に8営業日連続で終値が始値を上回った後、上海市場の上昇傾向は2カ月間も続かなかった。
だが投資家の多くは市場は短期的には上昇するとの見方を示す。博時基金管理有限公司マクロ戦略部の魏鳳春総経理(ゼネラルマネージャー)によると、A株のこのたびの動きの背景には、経済がやや復興していること、改革の成果が上がっていることがあり、こうした好材料が存在する限り、A株の基本的な側面を支える要因が短期的に消失することはないという。
魏総経理は、短期的な市場の動きについては楽観的な見方ができるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月7日