一汽トヨタ 自主ブランドのEVセダンを発表 (2)
張部長は新ブランドについて説明した。「朗世」の英語名は「RANZ」で、「明朗で楽観的な人生の旅、人にやさしい自動車世界の創造」を意味している。ブランドのロゴは横長の菱型で、中に「N」字型の彫込がされている。張部長は「NはNew(新しい)とNatural(自然)を意味し、一汽集団とトヨタの新たな提携、希望あふれる未来、グリーン・エコの研究開発方針を示している。製品ラインナップの豊富化に伴い、当社は同ロゴのNを色分けし、異なる車種を示すことになる。また双方が握手している形の菱型のロゴは、一汽トヨタの変わらぬ高品質、合弁双方の誠意ある提携と共同の努力を示している」と話した。
EVの他に、一汽トヨタは今年の上海モーターショーで、新型ヴィオスを出展した。旧式モデルと比べ、新型ヴィオスは本土化に取り組み、中国人消費者の需要を全力で満たした。
張部長は、「一汽トヨタの誕生後、中国市場進出に向け開発された初めての車種であるヴィオスは、その高い品質と、世界と同時の更新ペースにより、中国進出から数年間で高い評判を獲得し好調な売れ行きを記録した。しかしその後は、市場競争の激化、製品の本土化不足により、その販売予想と実際の販売台数の間に一定の開きが生じた。そのため一汽トヨタは新型ヴィオスの現地化開発をやり直し、中国市場および中国人消費者の特殊な需要に基づき、車のサイズ、外観、技術、内装を見直すことで、予想を上回る価値を持つコンパクトカーを作った」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年4月26日