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一汽トヨタ 自主ブランドのEVセダンを発表

 人民網は今年の上海モーターショーで、一汽トヨタ自動車販売有限公司の販売企画部の張思君部長を取材した。張部長は、「当社初の自主ブランド車の朗世はEVセダンであり、トヨタの新エネルギー車技術の底力を示している。またコンパクトカーでも、本土化改良を進めた新型ヴィオスが、発売を控えている」と語った。人民網が伝えた。

 一汽トヨタは今回の上海モーターショーで、新たな合弁ブランド「朗世」を発表し、初のEVセダンを展示した。一汽トヨタのHVの優勢は業界内で高い評判を得ていたが、「朗世」ブランドは今回EVを選択した。張部長は、「一汽トヨタは世界トップクラスのHVを基礎とし、バッテリー、モーター、制御システムの面で技術を積み重ねている。これはEV開発の堅固な基礎となっている。トヨタは昨年すでにBMWと提携し、燃料電池車、HV、EVを共同開発した」と述べた。

 一汽集団とトヨタは、両者の合弁会社である一汽トヨタへの投資を拡大しており、敷地面積が11.2万平方メートルに達する大規模な技術研究開発センターを建設した。同センターは、デザインオフィス、完成車実験室、部品設計実験室、新エネルギー車実験室などの設備を揃えている。新たな研究開発センターの建設により、中国市場に特化した製品・部品をより多く開発し、「朗世」のデザイン・研究開発を進めることも可能だ。

 張部長は、「中国はこれまでEVの発展を提唱してきたが、朗生はEVを足がかりとし、将来的にその他のエコカーを開発していく。またその他の車種、通常動力の自動車も発売する」と語った。

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