中国初の国産中距離旅客機、開発遅れ納入は早くて17年に (2)
羅副総経理は「激しい競争と新技術の調整などの要因により、ボーイングのB787やエアバスのA380のように最近の新型機開発にはしばしば遅れが生じている」と指摘。C919の開発に遅れが生じるのも無理はないとの見方を示した。
■中国航空工業集団が新型コミューター機プロジェクトを立ち上げ
中国航空機製造業の柱である中国航空工業集団は25日、新型国産コミューター機「新舟700」プロジェクトの本格的な立ち上げを発表した。中国航空工業集団の陳潅軍国際事務部長によると、新舟700型コミューター機はすでに多くのサプライヤーから提携意向を取りつけており、今年末から来年初めにサプライヤーの選択を終えて、2018年に耐空証明を取得することを目指している。
中国航空工業集団は新舟700開発のために新会社も設立した。
陳部長によると中国航空工業集団は公務機市場の成長性に期待しており、このセグメントのミドル・ハイエンド市場に進出する意向だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月27日