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日本車が中国で厳冬入り シェアが大幅低下 (4)

 中国自動車工業協会の董揚・常務副会長兼秘書長は、「11月と12月に、毎月7万5000台の輸出台数を維持すれば、2012年の自動車輸出台数が100万台を突破することになる」と語った。

 中国自動車流通協会の賈新光・常務理事は、「これは中国自動車企業の2大海外市場である、ブラジルとロシアにおける販売が好調だったためだ。長安汽車がブラジルとロシアに工場建設を予定していると情報が伝わっているが、これも同2大市場の重要性を示している。国内市場の販売増加率が低下しており、中国ブランドの市場販売に深刻な圧力が生じているため、海外の新市場の開拓に乗り出し、輸出が力強く推進されている。海外市場には、伝統的な東南アジアの他に、欧州や南アフリカが含まれる。自動車企業の海外進出には現在大きな変化が生じており、これまでの完成車輸出から、海外での工場設立等に移り変わっている」と説明した。

 11月の全体的な販売状況について、業界関係者は「高望み」をしていない。業界関係者は、「毎年11月は公務用車の購入のピーク期であり、年末のマイカー購入が加速する時期でもあるが、情報面の要素による自動車消費の促進には限りがある。巨額の投資に対する中国人消費者の態度は、先進国よりも慎重だ。そのため11月の乗用車の販売台数は、前年同月比で小幅増に留まるだろう」と分析した。しかし中国自動車工業協会は、客観的に分析した場合、中国自動車市場の全体的な成長の流れに変化はないと表明した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年11月13日


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