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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:50 Jan 14 2013

パナソニック、上海のプラズマTV組立工場を閉鎖 脱テレビに (2)

 業界関係者は「パナソニック上海工場の閉鎖により、『脱テレビ』が加速するだろう。テレビ事業の赤字からの脱却は、できるだけ早く黒字転換を実現するための措置」との見方を示す。

 黒字への転換を実現すべく、パナソニックはこのほど、今年3月までに約1万人をリストラすることを宣言している。

 ▽分析:今後は電気自動車用のバッテリーに注力か

 家電業界の専門家、劉歩塵氏は「パナソニックは従来の油ガスエネルギーに代わって新エネルギーが台頭することを早くから意識している。バッテリー開発が同社の今後の重点となるだろう」と指摘する。パナソニックは日本の電気自動車市場に狙いを定めており、すでに日本の電気自動車の多くがパナソニックのバッテリーを採用しているという。

 ▽背景:日本メーカー、テレビ事業で巨額の赤字

 近年、パナソニック、ソニー、シャープなど日本の代表的なメーカーが相次いで巨額の赤字を計上した。中でもテレビ業務は業績悪化の主な原因となった。

 ソニー中国の栗田伸樹総裁は急激に低下する業績について、「近年、テレビ製品の価格が低下し、競争が激しくなった。日本のメーカーはテレビ分野で大きな試練に直面している。日本メーカーの赤字の主な原因もテレビ業務だ」と指摘する。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年1月14日 

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