天津市、行政許認可事項を96件削減
天津市政府行政許認可管理弁公室は22日、国務院の計画を実行に移すため、4月1日に行政許認可事項の新たな調整・削減を実施し、市レベルの行政許認可事項を96件削減することを明らかにした。内訳は各種廃止によるものが55件、同類の事項との統合による削減が31件、下級行政機関への許認可権限の委譲による削減が10件。これによって市レベルの行政許認可事項は423件にまで減り、4直轄市中最少となる。
弁公室責任者によると今回の削減には3つの特徴がある。第1に、実際の削減では「名刺印刷企業許認可」など細かい管理の削減に重点を置いた。第2に調整・統合では簡素化に重点を置いた。第3に許認可権限の委譲では経済活動管理、社会管理、民生管理分野の重点を置き、企業や市民の活動に便宜を図った。
このほか市は機密などに関わるものを除き、全ての許認可事項を行政許可サービスセンターで扱い、集中審査、現場審査、合同審査によって効率を高めるよう指示している。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月24日