PMIが50.4ポイントに低下 4月
【中日対訳】 香港上海銀行(HSBC)が2日に発表した今年4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.4ポイントで、前月より1.2ポイント低下した。公式データも同じように低下しており、世界2位の経済体である中国の経済が低迷し始めたことを改めて印象づけた。「京華時報」が伝えた。
HSBCのデータによると、製造業は6カ月連続で拡大傾向を維持したが、増加ペースは弱まり、前の月に比べてペースが落ちた。新規受注も似たような状況で、増加ペースは鈍化して過去5カ月間で最低となり、新規輸出受注は昨年12月以降で初めて伸びが低下した。メーカーへの取材によると、米国、アジア、欧州の主要輸出市場で需要が低下している。製造業の平均投入コストが2カ月連続で減少し、昨年9月以降で最大の下げ幅になった。また産出物価格は2カ月連続で低下し、8カ月ぶりに下げ幅の記録を更新したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年5月3日