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IMFが世界経済の成長率予想を下方修正、中国は7.8%に

 IMFが10日に明らかにした情報によると、IMFは最新の「世界経済見通し」(WEO)改訂版の中で、今年の世界経済の成長率を3.1%、中国経済の成長率を7.8%と予想した。京華時報が伝えた。

 IMFはWEOの中で、今年の世界経済の成長率を3.1%、来年を3.8%と予想し、4月の予測値からいずれも0.2ポイント下方修正した。そのうち中国の今年の成長率を7.8%、来年を7.7%と予想し、前回の予想値からそれぞれ0.3・0.6ポイント引き下げた。

 IMFは、世界経済の成長率予想を下方修正した原因として、次の3つを挙げた。(1)新興国の成長率の低迷。(2)ユーロ圏の経済衰退が予想されていたよりも深刻で、需要が疲弊し、景況感が低下している。(3)財政引き締めが個人需要の改善を抑制し、米国経済の回復の勢いを弱めた。

 IMFのチーフエコノミスト、オリヴィエ・ブランチャード氏は、「中国経済に大幅な低迷が生じることはない。しかし中国は、消費の経済成長に対するけん引力をさらに強化し、経済の持続的かつバランスのとれた成長を実現する必要がある」と指摘した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年7月11日

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