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IMFが世界経済成長予想を下方修正 中国は8.2%と予想

 ワシントンに本部を置く国際通貨基金(IMF)は23日、今年・来年の世界経済成長予想を下方修正した。中国経済の今年の成長率は8.2%、2014年は8.5%に達すると予想した。中国新聞社が伝えた。

 IMFは同日発表した「世界経済見通し」(改定)の中で、「2013年の世界経済活動を抑制する要素が消滅し、世界経済の成長率が上昇する可能性がある。しかし経済低迷のリスクは依然として深刻であり、今年の成長率は3.5%、来年は4.1%になるだろう」と予想した。IMFは今回、前回の2012年10月の予想値からそれぞれ0.1ポイント引き下げた。

 具体的に見ていくと、新興国・発展途上国の今年の経済成長率は5.5%に、来年は5.9%に達する見通しだ。IMFはこのうち、中国経済の成長率は今年8.2%、来年は8.5%に達すると予想し、前回の予想を維持した。インド経済の今年の成長率は5.9%、来年は6.4%に達するとされた。先進国を見ると、米国経済の成長率は今年2%、来年は3%と予想し、ユーロ圏経済は今年はマイナス成長、来年はプラスに転じ、1%の小幅成長と予想した。

 「世界経済見通し」によると、中国は経済の高度成長を確保するため、市場を中心とする構造改革を継続推進し、個人消費を拡大し、経済のリバランスを実現する必要がある。

 「世界経済見通し」は今後2年間の世界経済について、ユーロ圏と米国の差し迫った危機が緩和され、最終的にこれらの危機が解決された場合、世界経済の成長率は予想を上回ると予想した。しかしユーロ圏がさらに打撃を受けるか、米国財政が短期間内に過度に引き締められた場合、世界経済が再び低迷する可能性がある。そのため各国は迅速に行動し、脆弱な世界経済の回復を維持するべきだ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年1月24日

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