個人旅行 中国人の主な旅行手段に
中国旅行研究院と中青旅控股股フェン有限公司は5日、「中国レジャー旅行業界発展研究報告書」を共同発表した。同報告書は、中国の旅行業は個性化したレジャー目的の旅行の段階に入り、個人旅行がその主な形式になったと指摘した。人民日報が伝えた。
同報告書が実施した調査によると、中国人観光客の間で最も人気のある個人旅行の目的地は、香港、モルジブ、三亜となった。海外の個人旅行のうち、中国人観光客から最も好評を博しているのはモルジブで、これにタイ、インドネシア、シンガポール、韓国、マレーシア、日本が続き、全体の84.8%を占めた。
個人旅行の観光客の1人あたり平均消費額は7958元(約12万7730円)となった。そのうち海外旅行の平均消費額は9248.1元(約14万7970円)、国内旅行は3982.6元(約6万7310円)となった。
中国旅行研究院の戴斌院長は、「中国はすでに旅行が大衆化され、個人旅行を主な消費方式とする時代を迎えた」と指摘した。中国国内の観光客数は2012年に延べ29億6000万人に達し、そのうち96.2%はツアー以外の旅行形式を選択した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月7日