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中日韓の協力は産業の融合から サブ地域協力を提起

 実質的に考えると、われわれは経済グローバル化を世界規模の産業構造の新たな調整と理解することができる。経済グローバル化は世界のバリューチェーンの形成と深いレベルでの発展とを促している。どの国も地域もそれぞれの産業構造の調整を積極的に進め、自分たちの国際競争力を高めようと努力し、世界のバリューチェーンで先んじて有利かつ戦略的な地位を占めようと競っている。こうしたことが国や地域の未来の発展の運命および可能性に関わりをもっている。(文:白樹強・対外経済貿易大学国際経済貿易学院教授。人民日報海外版掲載)

 世界各国の経済発展の根本的な利益を考えると、多国間貿易の構造がグローバルバリューチェーンを実現するための主要なルートであり、地域レベルの貿易の構造がこれを補完するルートになる。だが多国間貿易体制の交渉が膠着状態に陥っている現在の情況で、世界では地域貿易の自由化の動きに力強さがみられる。理論的にいえば、地域貿易構造は貿易ルールの細分化をもたらす。このためわれわれは次のことを常に冷静に認識しなければならない。地域貿易構造は特殊な段階に過ぎず、最終的にはやはり多国間貿易に回帰するべきだということを。長年にわたり、中国は多国間貿易を主とし、地域貿易構造を補完的存在とみなす立場を堅持してきた。

 中国は引き続き多国間貿易システムの発展を推進すると同時に、順序を追って徐々に前進するという原則に基づき、より開放的で包容力があり進取の気性に富んだ態度で、アジア・太平洋自由貿易圏の建設プロセスに積極的に参与しなければならない。商務部(商務省)の兪建華・国際貿易交渉副代表はこのほど山東省青島市で開催された博鰲(ボアオ)アジアフォーラムの「アジア自由貿易協定(FTA)フォーラム」の席で、中国政府のこうした立場に繰り返し言及した。中国・韓国間のFTA交渉と中国・日本・韓国間のFTA交渉を優先的に推進して突破口を開くことは、北東アジア、アジア全体、ひいてはアジア・太平洋地域のFTA交渉を安定させ、支える役割を果たすことになる。中日韓FTA交渉の飛躍は、中国が改革開放の道筋でまた新たに重要な一歩を踏み出したことを象徴するものであり、これを受けてより多くの国が中国に押し寄せ、中国の開放から利益を受けることを期待するようになる。中日韓はアジアで最も大きく、経済的実力も最も高い3カ国であり、共同で経済一体化プロセスを推進することができれば、世界のバリューチェーンで非常に有利な戦略的位置を占めるようになることは間違いない。中日韓自由貿易圏の建設は相互利益と共同発展の結果だ。ある予測によると、中日韓のうちの2カ国がどのような自由貿易圏を形成しても、その経済的利益は中日韓3カ国の自由貿易圏がもたらす効果を上回ることはない。よって、中日韓FTA交渉は中国がアジア・太平洋自由貿易圏の建設プロセスに積極的に参与する上で、最も着実かつ最も実際的な意義のある最善の選択だといえる。

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