微信、モバイルECを始動
メッセージアプリ微信(WeChat、中国版LINE)とスマホメーカー小米科技は、モバイル電子商取引(EC)の新たな取り組みに成功した。11月28日正午よりスマホ新機種「小米携帯3」の販売が開始されると、わずか9分55秒で15万台を完売した。新京報が伝えた。
今回の新機種には二つの販売ルートがあった。一つ目は、「小米携帯」の微信アカウント、二つ目は微信が今回の提携のために特設した購入ページだ。ユーザーはどちらかのルートで0.1元を支払うことで予約資格を獲得し、28日当日に新型携帯を購入できる。予約と購入はいずれも微信で実施され、微信の決済サービスを使用する。
微信製品部副総経理の張穎氏はこのほど、「微信は未来のビジネス活動において、各業界と自身の顧客を結びつける役割を演じる。この役割の価値は、小米科技、通販サイトの易迅網、当当網、共同購入サイトの大衆点評、女性向けショッピングガイドのマッシュルーム街、自動販売機事業の友宝などの加入により、日増しに高まっている」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月29日