日本・神保町 世界一の古書店街の文化的ムード
日本・東京都千代田区にある神保町古書店街は「世界の一古書店街」とも呼ばれる。長い歴史を持つ同地区は、明治時代にはすでに書店が集まる町だった。日本の古書収集家、作家の池谷伊佐夫氏は「古本蟲がゆく-神保町からチャリング・クロス街まで」という本で、本好きにとってこの地がムスリムにとってのメッカのようだとして、神保町古書店を「古書のメッカ」と称している。中国新聞網が伝えた。
古書店街は神保町の十字路を中心とし、北側はJR水道橋駅から御茶ノ水駅、東側はJR神田駅までの範囲に多くの書店や出版社、卸売など200社近くが集まっている。ここには古書専門の書店があり、前世紀初頭やそれ以前に出版された書籍や文献などを見ることができる。また外国語書籍や雑誌、中国語書籍専門の店もある。古書店街には専門の地図やインフォメーションセンターがあり、消費者は様々なルートで書店を探すことができる。
神保町周辺には書店の他にも、皇居や100年前の明治時代の駅だった万世橋駅の旧跡を改築した商業施設もあり、また有名な秋葉原にも近い。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年11月12日