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早朝6時すぎ、寝ぼけ眼の雷さんは起床して1日の仕事へと向かう。1週間の半分以上は外で働くスケジュールだ。 |
モデルは外部の人間から見れば華やかな職業だが、モデルになるのは一般的に簡単ではない。最近では大学生の中に、学生業の傍らで「モデル界」への進出を試みる若者が出てきている。新華社が伝えた。
雷小米さんはオンラインショップ向けのモデルをつとめる広州美術学院の学生だ。ファッションデザインを学ぶ彼女だが、モデル業にも携わっている。学校にいる間、彼女は常に図書館で様々なファッション雑誌を借り、モデルについて研究している。自分を「狂っている」という言葉で形容する彼女は、1日で何冊もの本を読むこともよくある。学校がない時、彼女は様々なイベントなどに参加し、徐々に顧客の目に留まるようになり、仕事が増えてきた。関係者によると、彼女は広州では有名だが、それでもモデルとしてさらに向上するためにお金を払ってトレーニングクラスに通っているという。
昼間仕事をして夜間学校に通っている彼女にとって、市内と郊外を10数キロも往復することは日常茶飯事だ。日本や韓国のファッションの撮影を得意とする彼女は顧客からも好評を集め、次々と仕事が入り、多い時にはほとんど休憩なしで1日で160着もの衣装を着たこともあるという。「何でそんなに一生懸命なのか」とたずねる同級生に雷さんは「美術学校は学費が高いから、ちょっとでも稼いで親の負担を減らしたい」と答える。
モデルは若者の職業だと言える。将来の計画についてたずねると、雷さんは「平常心で考えたい。本当にモデルの仕事が好きだし、それに家の負担も減らせる」と語った。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年12月5日
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