沖縄の米兵、敷地侵入の疑いで逮捕 3週間で3件目
沖縄県警は22日、米海兵隊キャンプ・コートニー所属の1等兵グレゴリー・カーソン容疑者(20)を建造物侵入の疑いで逮捕し、発表した。米兵による侵入事件は3週間で3件目。まったく歯止めがかからない。
発表によると、カーソン容疑者は22日午後2時15分ごろ、沖縄県うるま市天願の「市軍用地等地主会館」の敷地に無断で入った疑い。「間違いない」と容疑を認めているという。
カーソン容疑者が会館の壁の配管をのぼっているのを通行人が目撃し、「不審な外国人がいる」と110番した。駆けつけた警察官が、配管を下りて数十メートル先を歩いていたカーソン容疑者を発見し、逮捕した。呼気からアルコールは検出されていない。22日は米国の祝日にあたり、カーソン容疑者は私服だった。県警が動機などを調べている。
asahi.com 2012年11月23日
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