2012年11月22日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:01 Nov 22 2012

中日韓FTA交渉開始は時代の流れ

 中日韓3カ国は東アジアサミット開催期間に、3カ国のFTA交渉開始を宣言した。これは本来ならば、ビッグニュースとは言えない。3カ国の首脳は今年5月、北京で第5回3カ国首脳会議を開いた際に、すでに合意に達していたからだ。しかし過去数カ月、中日両国の釣魚島(日本名は尖閣諸島)、韓日両国の独島(日本名は竹島)を巡る対立が激化したことによる影響を受け、3カ国のFTA交渉が期日通りにスタートされるかが、これまで疑問視されてきた。中日韓3カ国の貿易担当閣僚級会合が、この時期に3カ国のFTA交渉開始を宣言したことを、どのようにとらえるべきだろうか。新華網が伝えた。

 3カ国の自由貿易区については、早い時期から構想が練られており、交渉の正式スタート前に数多くの協議を重ねてきた。交渉開始に向けた準備はすでに整っており、政治的決断を待つのみとなっていた。報道によると、当初は3カ国の首脳によるFTA交渉開始の宣言が予定されていたが、東アジアの島嶼を巡る対立の影響を受け、貿易担当閣僚による宣言となった。しかし3カ国は政治的な対立を克服し、経済・貿易面で実務的な提携を継続することを選択した。このような実務的な精神は、来年スタートされるFTA交渉に反映されるだろう。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古